エンタの神様
エンタの神様(エンタのかみさま)は、2003年4月19日より日本テレビ系列で毎週土曜22:00 - 22:54(JST)に放送されている、同局制作のバラエティ番組である。正式名称は「エンタの神様-the God of Entertainment-」。略称は「エンタ」や「エン神」。
デジタルハイビジョン(地上デジタル放送のみ)・字幕放送・ハイビジョン制作。地上デジタル放送では、出演芸人の紹介や芸人の最新情報を提供する連動データ放送を行っている。
番組概要
究極のエンターテインメントを追求する「総合エンターテインメント番組」として放送開始。番組開始当初は、モーニング娘。と宝塚歌劇団の競演、Gacktの歌う「Birdcage」の幻想的なプロモーション映像、松尾幻燈斎の「気の極み」、ソニンのギター弾き語り、森山直太朗の桜の下での熱唱、ZONEの廃校になる小学校での演奏、カールスモーキー石井の川辺での歌唱、本田美奈子.の本人二役熱唱や、伊集院光が面白い映像を紹介する一方で、視聴者の芸を紹介することもあった。
開始から半年が経過した頃より、前述の歌手・視聴者などによる出演からお笑い芸人がネタを見せるネタ見せ番組へとシフト。いわゆる「お笑い第五世代」を代表する番組となり、陣内智則やアンジャッシュや次長課長などの人気芸人の出演によって人気を博した。
その一方で徐々にエンタ芸人と呼ばれる若手芸人ばかりの出演になり、波田陽区などこの番組をきっかけにブレイクした芸人もいる一方で、視聴率はピーク時に比べて低迷してきている。
2004年冬と2008年秋に番組のDVDが発売された。また2007年11月には姉妹番組として「エンタの天使」が誕生した。
元々は「他の番組では見せない芸のスタイル」をキャッチフレーズに挙げていた番組であった(例:はなわの「ガッツ伝説」、パペマペX、安田特大サーカスなど)。
また初期のころは漫才をメインにやっている芸人がコントに挑戦するなど、他のネタ見せ番組との違いをアピールしていたが、次第に普通のネタ見せ番組と変わらなくなったためM-1グランプリで話題になったコンビが漫才を披露したこともあった(例:ますだおかだ、フットボールアワー)。最近もM-1グランプリやR-1ぐらんぷりやお笑いホープ大賞で話題になった芸人が出演することがある(例:NON STYLE、U字工事、トータルテンボス、なだぎ武、芋洗坂係長、世界のナベアツ、中山功太、ナイツなど)。
しかし、漫才で有名なコンビがあえてコントやあるあるネタなどを主体としたネタを披露したり、コントよりもパターンのある漫談ネタのピン芸人が大半を占め、2004年〜2007年までに漫才を披露したのは数組のみである。ただし、2008年に入り普段漫才をしている芸人がエンタでもそのまま漫才をやることがある(例:ナイツ、オードリー、LLR、まえだまえだ、NON STYLE、銀シャリ、ハライチなど)。
漫才以外でも、以前は番組独自のネタで出演していたハイキングウォーキング、エド・はるみ、アップダウンなどが普段から披露しているネタを行うこともある。ちなみに、エドはかつて披露していた別なキャラと今のキャラを織り交ぜたネタを行なったことがある。
現在は他の曜日の22時台の番組と同じように、年末年始や3月〜4月、9月〜10月などの番組改編時には放送休止になることが多い。また、毎年恒例の24時間テレビ放送時も休止となる。
2003年〜2005年の大晦日にはこの番組の拡張版ともいえる番組を放送していたが、2006年からは大晦日の日に一番近い土曜日に拡張版を放送している。
ルックスがよく女性受けのよいアイドル的な芸人(桜塚やっくん、オリエンタルラジオなど)が登場すると、公式ホームページ内の掲示板の書き込みには、「○○君、かっこいい」「○○がかわいい」などのような書き込みが圧倒的に占めるようになった。
波田陽区のブーム以降から、毎週ある特定のネタを少しアレンジするという手法の芸人が増えてきた。また、キャラクター性を強く求められるようになり、奇をてらった外見をしたり、特定のフレーズを連呼する芸人が多く出演するようになった。
また、これによりある種のネタのパターンを持った芸人をレギュラー出演させ、同等のパターンの芸人とのレギュラー入れ換えが行われる場合もある(例:はなわ・犬井ヒロシ、長井秀和・世界のうめざわ、小島よしお・エド・はるみ、桜塚やっくん・虹組キララ、こりゃめでてーな・牙一族など)。
ネタ見せ番組としては珍しく、ネタ中に細かい失敗などをすると撮り直しをしている[1]。ただし、その失敗がウケたりアドリブで補えた場合はそのまま放送することもある。
プロデューサー曰く「ベテラン、新人問わず芸人1組に、1人のネタディレクターと103人ほどの放送作家がつき、芸人と一緒にネタを考える。スタッフが芸人のネタに関与する割合は芸人ごとに違うが、100%番組側が作ることもあれば99%を芸人が作ることもある。いずれにしても芸人が考えたネタを100%そのまま放送することはあり得ない。このような、必ずネタに番組側の手が入るという制作体制に拒否反応を示す芸人も少なからずいたようで、番組初期には本番組から出演依頼がくることを「赤紙」と呼ぶ芸人もいた。しかし、現在は95%の芸人が受け入れてくれている。」と語った[1]。
拡張版放送の2〜3週間前になると公式HPで「もう一度みたい芸人のネタ」を募集している。また、2008年1月26日より公式HPで「見たい芸人 出て欲しい芸人」を募集している。普段から、安田特大サーカスの新団員の募集や出演者の募集をしている。
アンジャッシュやオリエンタルラジオなど、この番組に出演した芸人が出版した書籍に選抜された内容には、この番組で使われた物が多い。
オープニングに表示される字幕放送・ハイビジョン制作のテロップについては、字幕放送とハイビジョン制作を同時にやっている日本テレビの他の番組では二段表示していることが多いが、この番組では、まずタイトル表示の時画面の右下に字幕放送テロップを表示して、ハイビジョン制作テロップは提供クレジット明けに表示と変則的である。
最近の出演者は他の番組とあまり変わらなくなってきたがこの番組でしか見ることのできないネタをすることがある(例:渡辺直美、鳥居みゆきなど)。
他番組ではピン芸人としてブレイクし、様々な番組に出演している芸人がエンタでは本来のコンビで出演することがある。しかしコンビで普段行っているネタをするわけではなくピン芸人として活躍している芸人のネタを題材としたネタを披露している(例:レイザーラモン、ジャリズム、天津、勝山梶)。
TBS系列で放送されているあらびき団が「エンタの神様出演者養成番組」と言われている。非公認ながらもあらびき団出演芸人がエンタに数組出演している。
夏に行われる日本テレビのイベント「GО!GО!SHIОDОMEジャンボリー」内で毎年エンタの神様のイベントを行っている。2008年は「SHIОDОMEエンタグランプリ」と題し、番組出演を賭けオーディション形式でイベントを行っている。出演芸人は過去に番組に出演したことのある芸人や、姉妹番組エンタの天使に出演したことのある芸人や全くの無名芸人など様々である。MCは現在エンタの神様や他の番組に出演している芸人。
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